祖母が子宮頸がんだったということもあり、20代から子宮がん検診は
していた。会社の健康診断で年に一回、自分で近医にて年に一回、用心深いにも
ほどがあるなあと思いつつ。
40代半ば、甲状腺の病気がわかり、加えてブドウ膜炎にもかかった。
さらにさらに、子宮がん検診でもひっかかったのだから、その時はさすがに落ち込んだ。
自覚症状は全くなし。
それにしてもこれでもか、と病気の波が・・・
いつも婦人科からは検診結果のはがきが届き、「異常なし」に〇がついて
いるのだが、その時は病院から電話があった。
「結果に異常があったので、一度お越しください」とのこと。
血の気がひくような感じがした。
「LSIL 軽度異形成ですね。組織をとって検査しましょう。」
通常の子宮がん検診は細胞をこすりとるだけで、それほど負担はない。
組織診はというと、内診をしながら薬品をかけて、怪しいところを
つまんで組織を取り出すので、不快というか、表現できない痛みがある。
組織診の結果はやはり軽度異形成。ベセスダシステムではLSIL
昔のやり方でいうと、
クラスⅠ・Ⅱは陰性
Ⅲaが軽度異形成 HPV感染あり 私はⅢaということになる。
処置が必要になるのは、中~高度異形成に進展してからのようで、
経過観察と言われた。
経過観察というのが一番ドキドキするわけで、ここから異形成と
地獄の治療の長い期間が始まることになる。