そういうわけでベッドが空いていたことで子宮口が3センチ開いた状態で入院となった。
家に帰されるとおもって、入院のセットは自宅おきざり。
父に連絡し、持ってきてもらうことに。助かった~
今になって、両親がいてラッキーだったとつくづく思う。
陣痛室(ベットとテレビと陣痛椅子があるくらいのスペース)に案内され
ほどなくして呼ばれて剃毛。台に乗って看護師さんにおこなってもらう。
そうよね、出産には邪魔になるものね。
そして、浣腸。おそらく人生で2回目くらい。
はずかしいことのオンパレード。
陣痛は生理痛程度、出された夕食はおいしくいただいた。
音楽を聴いたり、友達にメール(lineはない時代!)をしたりして
のんびり構えていた。
そこからです。
夜が更けるにつれ、まともな陣痛へ。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!これかー
とうとう一睡もできず、朝食もほぼ食べられず。
腰の骨がくだけているような痛み。
看護師さんは、時々子宮口の様子を診に来たり、赤ちゃんの心音を
確認しにきたりしてくれた。
なかなかすすまない。33での初産は、子宮口が固いのかな。
どうも、子宮の上の方から少し破水しているらしい。
朝になって、母がひょっこり現れた。
陣痛椅子(ロッキングする木馬のような椅子)で悶絶している私を見て
笑っている。
テレビでは、9.11のテロのニュースがずっと流れている。
アメリカで大変なことが起きていた。
おしるしから丸一日を超え、
「すすみが悪いので、そろそろ分娩台にいきましょうか」と言われ、
いよいよ決戦の時到来。